歩きスマホになどによるストレートネック
首のズレは、自動車事故によるむち打ち症のような強いダメージがなくても容易に起こります。
中でも近年、現代人に増えてきているのが、「ストレートネック」と呼ばれるタイプの首のズレです。
首の骨は通常、前にカーブしています。
このカーブがまっすぐに近くなっているのがストレートネックであり、神経圧迫を起こしやすくなります。
正常な状態
ストレートネック
❚ ストレートネックになる原因
ストレートネックの誘因はいろいろありますが、若い世代を中心に目立つのが、パソコンやスマートフォンの操作によるものです。
パソコンやスマホを操作しているときには、猫背になりますく、首が前に倒れます。
その結果首の前方へのカーブが浅くなり、ストレートネックになりますいのです。
パソコン作業によるデスクワークの時間が長く、歩きながらスマホを操作する歩きスマホが癖になっている人は、知らない間にストレートネックとなり、首のズレから神経圧迫を招いているかもしれません。
❚ ストレートネックを予防するためには
パソコンやスマホを使っているときには、前かがみになりすぎないように、できるだけ背筋を伸ばします。
さらにパソコンやスマホの画面が目の高さに来るように調節すると首が前に倒れにくいので、ストレートネックが防げます。
パソコンやスマホをしばらく使ったら、ゆっくり首を後ろにそらしてバランスを取りましょう。
赤ちゃんのおんぶの方法で、将来ストレートネックになるリスクが高くなることもあります。
昔のように背中におんぶするのはいいのですが、お腹側で内向きにおんぶすると首が過剰に前に倒れやすく、ストレートネックになりやすいのです。
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