効果的にストレッチを行う
最近は寒さがやわらぐ日も増えて春が近づいている気配を徐々に感じます。
❚ ストレッチの力加減
最近ストレッチについてよく相談を受けます。
「ストレッチをを頑張っているのになかなかやわらかくならないんです。」
というものなのですが、どのようにストレッチを行っていますか?
と聞くとほとんどの方に共通することがわかりました。
それは、
「痛いぐらい伸ばしてしまっている」
ということです。
実は人間の筋肉には一番伸びやすい筋肉の緊張具合というものがあって、
「気持ちいいけどちょっと物足りない」
という感覚が実はそれなのです。
逆に痛いぐらい伸ばしてしまうと筋肉の中にある安全装置が伸びすぎを予防するために
かえって縮めてしまうことにつながります。
ストレッチは実は奥が深いので個人的には難易度が高いと考えていますが、ご本人が
「気持ち良い感じ」
を楽しむ程度で2週間続けてみてください。
痛いストレッチをしていたときよりもきっと体が快適になりますよ。
❚ 1部分にかけるストレッチの時間
ストレッチをするとき皆さんは1部分にかける時間はいかほどでしょうか?
実は1部分にストレッチをかけるとき30秒以上かけ続けるとそこから柔軟性が増してきます。
反動をつけたり、短時間では実は筋肉は伸びてはきません。
整理体操の時ストレッチをするときは時間をかけ、じっくり30秒以上かけて行ってみてください。
❚ 動的ストレッチと静的ストレッチ
先ほど反動をつけたストレッチには筋肉を伸ばす効果は乏しいといいましたが別の効果はあります。
それが動的ストレッチです。
これはラジオ体操のようなもので筋肉を目覚めさせる効果があります。
反動をつけることで適度に筋肉に緊張を与え、運動のパフォーマンス高める目的で行われます。
逆に静的ストレッチは時間をじっくりかけ、運動後の過度な緊張を取るために行います。
時と場合を使い分けて行ってみてください。
0コメント