自律神経、ホルモン、免疫系は、日夜働いています②
内分泌系はホルモンの分泌によってホメオスタシスを保つ体制です。
ホルモンとは、体内で作られる化学物質であり、血液で運ばれて特定の場所だけで作用します。
ピンポイントで効き目が出てくれるため、50メートルプールに耳かき1杯くらいでも効果があるといわれています。
免疫系とは体外から侵入した有害なウィルスや細菌、体内で生じたがん細胞などの異物を排除するメカニズム。
リンパ球はじめとする血液中の白血球が中心です。
ホメオスタシスを守るために、3段構えの体制を取っている理由があります。
ホメオスタシスの乱れに真っ先に反応するのは、自律神経。
自律神経は電気で信号をやり取りしていますから、急な変化にもすぐ対応できるのです。
それでも間に合わないときには、内分泌系が働いて適切なホルモンを分泌します。
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