不眠を引き起こす主な原因
❚ 不眠の原因1 過労・ストレス
・ 興奮、緊張状態が続き、疲れているのに眠れない
からだは疲れているはずなのに「なかなか眠れない」「短時間で目な覚める」。
その原因は主に「過労やストレス」にあります。
仕事や通勤、家事、運動などで「疲労が蓄積」したり、人間関係や将来のことに「ストレス」を感じていたりすると、自律神経の興奮・緊張状態が続きます。
その影響でからだが休息状態に入りやすくなってしまうのです。
まず、原因である「過労・ストレス」を軽減させることを目指しましょう。
❚ 不眠の原因2 体の不調
・ 痛みやかゆみ、頻尿などからだの不調が眠りを妨害
からだに不調や疾患がある場合、痛みやかゆみ、くしゃみやせき、頻尿や発熱などが原因で眠れなくなることがあります。
はっきりとした症状は伴わないものの、うつ病や不安症などの精神疾患、脳血管障害や脳腫瘍などの脳の疾患でも、不眠が引き起こされます。
こういった場合は、原因の不調・疾患の治療を行います。
また、不眠が続く場合は疾患がないか確かめてみてはいかがでしょうか?
不眠の原因3 睡眠環境
・ 寝室の環境がからだの休息の邪魔をする
「眠る場所」の「環境」が、不眠の原因となっている場合もあります。
例えば、エアコンを使わず、暑すぎたり、寒すぎたりする部屋では、スムーズな入眠は訪れません。 また、明るすぎる照明や、外からの騒音・家族のいびきなどの「音」も睡眠の邪魔をします。
さらに、マットレスの硬さや枕の高さなど、寝具の良しあしも影響します。
不眠気味ならば、適切な睡眠環境になっているか、見直してみましょう 。
❚ 不眠の原因4 化学物質・アルコール
・ 服用中の薬やお酒、たばこが影響
病気の治療のために薬を飲んでいる人、お酒やたばこをたしなむ人は、化学物質やアルコール、ニコチンの影響で眠れなくなることもあります。
薬を服用中の人は一度、薬剤師に確認してみてはいかがでしょうか?
アルコールは「トイレに行きたくなる」「のどが渇く」といった理由で睡眠を妨げます。
ニコチンは、コーヒーやお茶に含まれるカフェインと同様に、脳を覚醒させ、入眠を邪魔します。
就寝前の寝酒、喫煙は控えましょう。
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