中高年女性に多い「変形性関節症」
❚ 変形性関節症の種類
変形性関節症はその名の通り関節が変形する病気です。
ひざなどに起こることがよく知られていますが手指の関節にも発症します。
痛みを伴うこともあれば伴わないこともあります。
変形性関節症が起こる原因はまだ解明されていません。
遺伝的な体質や関節を支えている靭帯のゆるみなどが関係しているとされています。
一般に更年期以降の女性に起こりやすく、特に痛みを伴うものは更年期に多いことがわかっています。
そのため、女性ホルモンのバランスの乱れが何らかの形で影響を与えていると考えられています。
手の変形性関節症はどの指の関節に症状が起こるかによって病名が異なり対処法も違ってきます。
・ヘバーデン結節
指先から数えて一番目の関節(第一関節)に痛みや変形が生じる
・ブシャール結節
指先から数えて二番目の関節(第二関節)に痛みや変形が生じる
・母指CM関節症
CM関節とは親指の指先から数えて三番目の関節(第三関節)のことです。
そこに痛みや変形が生じるものをいいます
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