腱鞘炎が発症しやすい人
❚ 更年期以降の女性や手指を酷使する人は注意
腱鞘炎を起こしやすいのは、主に手指を酷使する人です。
パソコンを使った作業、手芸、楽器の演奏など、また最近ではスマホやゲーム機の使い過ぎによって腱鞘炎を起こす人もいます。
手指の使い過ぎ以外に多いのは更年期や妊婦・出産期の女性です。
女性ホルモンのバランスの乱れによって、手足がむくみやすい状態になることが関係しているのではないかとされています。
そのほか糖尿病や関節リウマチなどの持病がある人、透析療法を受けている人にも起こりやすいといわれています。
糖尿病があるひとは末梢の血流がとどこっていたり、炎症が生じると治りにくい傾向にあります。
関節リウマチや透析療法の場合は、関節を包む膜に異常が起こりやすく、そのことが滑膜性腱鞘にも影響を与えると考えられています。
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