なぜ背骨はS字のカーブがあるのか?
頸椎は背骨の一部として働いています。
そこで頸椎以外の背骨についても作りと働きも覚えておくと体のことを考えるきっかけになるかもしれません。
背骨は、通常33個の椎骨を縦に積み重ねたものです。
7個の頸椎の下には、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙椎が融合した仙骨、4個の尾椎が融合した尾骨があります。
頸椎は前方にカーブしていますが、胸椎は後方へカーブし、腰椎は再び前方にカーブしており、真横から見ると緩やかなS字を描いています。
このカーブは「生理的湾曲」と呼ばれており、背骨全体で体重を分散させながら、外から加わる衝撃を和らげています。
このカーブが乱れると頭痛、肩こり、腰痛のような症状が出てきます。
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