疲労回復に役立つポイントは
仕事が忙しく、なかなか疲れが取れないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、疲れが取れないのを年齢のせいとあきらめてはいませんか?
少し日常生活を工夫するだけで驚くほど疲労を回復することができます。
今回はそんなお金をかけずに日常生活の中で身体の疲れをとる方法をご紹介します。
❚ 「栄養不足かも・・・」と思っていつもよりたくさん食べます
✕ 内臓に活性酸素が増えてますます疲れます
「食べなきゃ」と思うのは、食糧不足の時代に備わった防衛本能にすぎません。
「今は、十分エネルギーが足りている時代。
栄養を摂ったつもりでも、体にとって暴飲暴食なら消化に負担がかかり、内臓に活性酸素が増加してさらに疲労が蓄積します」
❚ 疲れた時に甘いものを食べています
✕ イライラは解消されますが、疲れは取れません
「疲れるとほしくなる」という人が多いスイーツでは、根本は解決しません。
「ただ疲労を感じるとイライラするので、血糖値を上げてそれを抑えるメリットがあります」。
上がった血糖値が急激に下がると気分が落ち込むので、食べすぎに注意が必要です。
❚ 休日は、一日横になったまま過ごしています
〇 自分にとっての快適な環境なら疲労回復になります
体を休ませるにはごろごろしてOK。
ただし、環境に変化がなさすぎると、自律神経に負担がかかります。
エアコンの温度を時々変える、窓を開けたり換気扇をつけたりして風を入れるなど、環境に変化を与えて快適に過ごすことで疲れが癒されます。
❚ 平日の疲れを、週末の”寝だめ”で解消しています
✕ ”寝だめ”はできませんが2時間以内の寝坊はOK
そもそも睡眠の貯金は不可能。
でも、平日の睡眠不足を補うのに、週末少し長めに寝ることはおすすめです。
その際は、平日の起床時間+2時間までと心得、それ以上長く眠ると、体内時計が狂って、ますます体のだるさが増していきます。
❚ 栄養ドリンクを飲んで仕事や家事を頑張っています
✕ 疲労はなくなりません。一時的に元気になるだけです
パワーが出て頑張れる気がしますが、一時的なもの。 タウリンには、根本的な疲労回復が証明されていません。
カフェインで眠気が覚めて、アルコールで気分が高揚するため、疲労には聞きませんが疲労感を取るのに有効です
❚ 朝、眠い時は二度寝をしています
〇 一回だけならOK! 目覚めがすっきりします
二度寝が一回ならOK。 うとうととまどろむ感じが「気持ちいい」、「心地いい」と感じると、こうストレスホルモンのコルチゾールが分泌します。
すっきり目覚め安くなります。
時間は10~15分が理想です。
2~3回繰り返すのは、逆効果となるので注意が必要です。
❚くもりや気温が低い日も気分転換のために出掛けます
✕ 血流が悪くなり晴れの日よりも疲れやすくなります
天気が悪い日は気圧の関係で酸素量が減り、気温が低い日は血流が悪化するため、自律神経が崩れます。
体の隅々まで酸素が届かずに疲れを感じやすく、回復しにくくなります。
重ね着をして、衣服と肌の間の温度を一定に保つと防ぐことができます。
❚ スタミナをつけなきゃと焼肉を食べに行きます
✕ 胃に負担をかけるばかりで逆効果です。
食べるならやきとりを 緊急時にはスタミナを取るのは、人間の遺伝子に備わった意識で、体は必要としていないそう。
むしろ脂肪分の消化が負担となり、内臓疲労になります。
こう疲労物質の「イミダペプチド」が発見された鶏むね肉は、疲れにはいい食材です。
同じ肉ならやきとりはいかがでしょうか?
❚ 午後、眠くなったら昼寝をしています
〇 20分間なら、脳がリフレッシュして元気になります
30~40代は、睡眠時間が最も短い世代。
昼寝はそれをカバーできて、脳の疲れをとって午後の活動を支えます。
机に伏せたり、ソファに座ったりしたまま、約20分が理想。
それ以上寝ると、夜の主睡眠に影響して本来の疲労回復ができません。
❚ 疲れていても、週末に予定を詰め込みます
✕ 気分は晴れても、体は疲労が増大します
忙しい現代人は、平日の活動だけでは自律神経がかなり乱れています。
『好きなことは疲れない』はウソ 眠っている時しか疲労回復物質FRが働かず、活動していると体のサビは取れません。
疲れの自覚があるなら睡眠を優先し、休むことに専念しましょう。
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